3月8日から3月11日まで香港へ行ってきた。 [香港の飛行場から帰りの便まで自由行動、 一人できままに動けとしたかったが] みんなが不安顔。しゃーないと仏心をだしたのが大失敗。 2日目の市内観光(名ばかりで、日本人に売らんかなの店めぐり) の途中から、我が社はエスケープ。 旺角の町角でみんなと別れて、アジアの純真モード。 そうあてもなく一人。 帆布で間仕切られた小さな店が並ぶ。 原色のブラウスを上半身はだけた男が売っている。 先進中心では、たまごっち売り切れ。入荷予定たたずと書いてある。 もちろん漢字。なんとなくわかってしまう。 いつのまにか、狭い路地。両側に鳥篭が吊るされている。 文鳥、カナリヤ、そして名のしらぬ鳥。どこまでも鳥篭。 所々、粟や稗、ビニール袋に入ったバッタが売られている。 そのうちに奇妙なことにきづく。 鳥が囀らない。無数の鳥篭の無数の鳥が。 三々五々たむろする男たちも無言だ。 鳥篭を手のひらにのせて肩にかざした男たちが亡霊のように歩く。 路地をでれば、まだ日は明るく、二階建てのバスが走り、 広東語と、肉桂の匂いでむせかえっていた。
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