心太の俳句


広州 Sep/1997 広州へ 揺れる日本の30年 船浮かべ流れを見せぬ大河かな 太鼓橋小家に椰子の翳が揺れ 何を待つ人の群れか火車站前 盲流と称されし人の群れ 廃刊 袴線橋裸の少年流れる血 裏通り影を分け合う日傘かな 蜆烏賊菜の清味や 爼丸き バスの屋根荷を積む人闇に消え 言葉無く手を繋ぐ街裸電球 四国島九州島北海道島本州島中華人民共和国地図 華は化冠に十 変化求めし略字か 深せんへ壊れた手鏡覗く少女 深せん特区ゲートの陰で子を抱く女 高揚と倦怠 工事中断のビルの群れ


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