心太の俳句


ゲストハウス 夏刈波 日没の時間が掲げられている 村の入り口 何もない村 ミカンの花 淋しがり屋が寂しがりにいく岬 蜂は巣を作る 一人の露天風呂 西日いっぱいの部屋である 陰る 弧を描く水平線 中心を探す 真直ぐ落ちる鳶 さして疑問はない 星間の引力と斥力 梢が揺れる 踊り場の姿見 緑の蛾の夢 気ままな時計が気ままにうずくまっている 組み合わせ可能な顔 ダイニングの隅 水出しコーヒー 螺旋の躊躇 ヨハネの首が転がっているかもしれない 林道の斜面 眼球が転がる 海の色の移ろい 赤潮



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