小春日
表
発句 小春日の長き坂道ともに老い (冬)
脇 はるかに霞む岬の灯台 (雑)
第3句 ぐつぐつと芋の大鍋煮えたちて (秋)
四 濁りの酒の腸しみる (秋)
五 月赤く寄せ木の村は十三戸 (秋)
六 翁が作るパンドラの箱 (雑)
裏
初句 3回目のデュース8月のテニスコート (夏)
二 メロンソーダーストロー2本 (夏 恋)
三 夕立に泥んこの恋駆け抜けて (夏 恋)
四 差し足伸びず大穴逃す (雑)
五 人類は外れの馬券皆兄弟 (雑 人倫)
六 マスタードガスに顔はただれて (雑)
七 チョベリバハリウッド眉ルーズソックス(雑)
八 小さな秋を見つけませんか (秋 月の出所)
九 白鯨の腹を破って月を見りゃ (秋 月)
十 とろろの汁に痒き地球 (秋)
十一 花吹雪千年の春に渦巻いて (春 花)
十二 やっと夕焼けやっと私 (雑 揚句)
破天荒な笹の独吟です。現在一番多いだろうと思われる式目形式を
かろうじて、あるいは逆手に取って一気に詠みました。
揚句は 笹の自由律の旧作です。
一昨年俳句のルーツを尋ねて連歌の本を漁りましたが、今ごろ役に立ちました。
現在MLでも連句進行中。
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