吹寄せ大賞 のぶえ
今年度吹寄せで一番活躍された方
選考委員4名のうち3名の推挙による。
のぶえさん 晶
途中からの参加ですが、入選句数は27句で最高、句はバラエティに富み常に底
に人間に対するユーモアが感じられます。
最初のころの「 ポリ−プの診断靴紐締めて待つ 」に見られる人間に対する観
察の鋭さはそのまま近作の「 覚む自分しばらく探す肘枕 」にまでつながり、
また同じく「 降参のバンザイで着る丸首シヤツ 」には暖かなまなざしが「
ベランダは満員シャツと薔薇と百合」にはみずみずしい感性が感じられます。
名実ともに吹き寄せの顔として大賞にふさわしいと思います
のぶえ 兎角
俳人の到達すべき道筋に柔らかに明りを灯してくれている。
蛍 暁兵
吹き寄せは少々ネガティブな暗い感じの句が多いように思います。
その中にあって真っ直ぐな視線を感じさせる蛍さんの句が目立ちます。
互選前半から3句でも人気があります。
入選回数だとのぶえさんが多いですが、批評不参加は大賞資格なし。
入選回数次点のユズヒコさんは新人賞でしょうから、ダブらないほうが
良いと思います。
のぶえ 心太
投稿句の質が高く、安定している。定型俳句で培われてきた力量が
無季の兼題に出会い、、無季定型、自由律にも進境を示した。
まさに吹寄せのMVPというべき。
吹き寄せ一周年おめでとうございます。
遅ればせに参加させていただきながら名誉ある大賞を戴きまして
何と申し上げてよいやらわかりません。
そろそろ覚つかぬ句も多くなったような気もしますし
高齢への御厚情とも思えますが
私の一生を飾る喜びとして拝受させて戴きたいと存じます。
心太先生はじめ皆々様有難うございました。
自選3句
糊浴衣で突っぱってゐる夫坊や
降参のバンザイで着る丸首シャツ
青き踏む浮雲まねくところまで
のぶえ
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